開発

LMArenaで LLMモデルを徹底比較!

 

さまざまな LLMモデルを無料で比較・テストすることができるLMArena

をみなさんはご存知ですか?

 

LMArenaは、さまざまな LLMモデルを無料で比較・テストできるプラットフォームです。

ユーザー目線でLLMモデルの強みや弱みを客観的に評価できるため、

AIを活用する専門家から一般ユーザーまで幅広く利用されています。

 

LMArenaでは、どのLLMモデルを評価するかを伏せた状態で、

2つの異なるLLMに同じプロンプトを与え、どちらの応答が優れているかを投票する形式で評価が行われます。

投票結果に基づき、各モデルのレーティングとスコアが算出され、ランキングが決定されます。

また、英語や日本語など使用言語によって異なるLLMモデルが使われるため、

言語ごとのランキングを確認できるのも特徴です。

さらに、ユーザーの投票ベースで日々アップデートされるため、最新のLLMモデルをリアルタイムで比較できます。

 

今回は、LMArenaで最新ランキングの上位にランクインしたOpenAIとGoogleのモデル4つを比較してみました!

 

※2025/3/5参照

 

【OpenAI】

OpenAIのChatGPTシリーズでは、2024年12月リリースの「o1-2024-12-17」および最新バージョンの

「ChatGPT-4o-latest (2025-01-29)」がランクインしています。

このバージョンアップにより、以下の改善がされています。

o1のシリーズは、推論を強化したモデルですが、複雑な推論をするためレスポンスが少し遅め。

4oのシリーズは、画像や音声などにも対応可能で、より一般的、広範囲な回答を得られる特徴があります。

 

【google】

Googleが開発したGeminiからは、実験的なバージョン「Gemini 2.0 Flash Thinking Exp-01-21」と

汎用バージョン「Gemini 2.0 Pro Exp-02-05」がランクインしています。

Flashシリーズの中でもThinking Exp-01-21は、より推論が強化されているモデルで、

ProシリーズのExp-02-05は、画像や音声などのマルチモーダル対応で、かつ推論も強化したモデルです。

このランキング上位4つからみると、最上位の ChatGPT-4o-latest (2025-01-29) 以外は、どれも推論が強化されたモデルが高い評価を受けていることがわかります。

 

このように、LMArenaを活用すれば、最新の LLMモデルを比較し、それぞれの強みや弱みを理解できます。

AIを活用する際は、使用目的に合わせて最適なモデルを選ぶことが大切です。ぜひLMArenaで、あなたにぴったりの LLMモデルを見つけてください。

 

メディアラグでは、生成AIと連携した開発を数多く手がけており、AIに関する豊富な経験を活かしたサービスを提供しています。お気軽にご相談ください!

 

■参考URL

https://lmarena.ai/

お問い合わせはこちらから

PAGE TOP